カテゴリー別アーカイブ: ②ECサイト構築

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カラーミーショップ

ネットショップの利点の1つは開業費用が抑えられる事。数あるネットショップ構築システムの中でもとりわけ低コストで始められるのが「カラーミーショップ」です。プランは3種類ありますが、ライトプランで12カ月契約であれば、月額875円からスタート出来ます。初期費用で別途3,150円かかります。またクレジット決済を利用する場合は月額2,000円~かかりますので、月額3,000円前後でネットショップの開業、運営をする事が可能です。

クレジットカード決済は、ネットショップでは必須ともいえる決済方法ですので、基本的には導入するのが良いでしょう。ただし、中にはあえて導入しないショップさんもあります。クレジットカード決済は、売上に応じた手数料(概ね4%~5%)が掛ります。最低価格競争をしているようなショップさんは、少しでも販売価格を下げるために、その負担分を削減します。その場合、銀行振り込みや代金引換が一般的ですが、その場合は購入者が振込手数料や代金引換手数料を負担する事になります。

ネットショップの決済方法においてはクレジットカードの割合が最も高いため(2010年経産省データによる)、そのような場合を除けば、クレジットカード決済、代金引換、銀行振り込み(中でもゆうちょ銀行は意外と多いです。恐らく地方でもかなりの支店が身近にあるからだと思われます。)、コンビニ支払い(ゆうちょ銀行と同じく身近にあるという利便性)。これらは開店時から一通り利用可能にしておく事が重要だと思います。

これまでいくつかのネットショップシステムを実際に触ってみた印象ですが、現在ではどのシステムでも概ね及第点を取れるほどの一通りの機能を備えています。つまり、よほど特別な機能を欲していない場合、かなりの低価格で運営できるカラーミーショップはかなり魅力的だと言えます。ネットショップを副業的に取り組む場合、あるいはとりあえず始めてみて、その感触で熱の入れ方を調整したいと考えている方も大勢いらっしゃいます。そのような場合は、当然ながら初期費用、運営費用は低コストであるほど損益も少なく済みます。

一通りの機能がそろっており、問題無くネットショップが運営出来ると分かれば、やはり気を使いたいところはデザインの自由度です。サイトデザインのクオリティの違いによる売上の違いは商材にもよりますが、同じ商品で同じ価格であるばあい、キレイなショップ、信頼感のあるショップで買いたいものです。したがって、ある程度の体裁は整えておきたいものです。

カラーミーショップの場合、基本的にHTMLとCSSは編集可能ですので、デザインの自由度は高い方だと思います。概ね理想通りの形が実現できると思います。WEBデザインの技術が無い場合、もしくは外注する資金的余裕が無い場合はテンプレートを使用するという方法があります。→テンプレート一覧

この中からお気に入りが見つかれば、それをそのまま使うのが良いでしょうが、もう少し手の込んだデザインを欲するのであれば、有料テンプレートの購入も良いと思います。PC版10,000円・モバイル版3,000円、ブログ版5,000円と、全て導入した場合で合計18,000円です。私の見たところ、これらの有料テンプレートのレベルで制作会社に依頼した場合、20~30万円前後が相場ですので、クオリティに対してのお得感はあるかなと思います。有料テンプレート購入の際に、PC版・モバイル版・ブログ版と3種類ありますが、どこまで揃えればいいのか?という迷いが出ると思います。極めて個人的な意見ですが、モバイル版は不要かなと思います。この場合のモバイル版とは、いわゆる携帯サイトです。PCサイトと違い、テンプレートによる差は小さめですし、今後はスマートフォンのシェアが伸びてきます。今から旧世代の携帯サイトに凝る必要性は少し薄れているかなと感じるのがその理由です。

ちなみにスマートフォン用に最適化された画面を適用する場合は別途設定が必要です。何も設定しない場合はPCサイトがそのまま表示されます。スマートフォン用の画面もデザインは可能です。現在のところは3種類のカラーバリエーション(ブルー・ブラック・ピンク)から選べ、またそのデザインの編集(HTML・CSS)も可能なようです。試しに1つ設定してみましたが、左の画像の通りの感じです。元々シンプルに最適化されるものですので、そんなに手を加えなくても十分活用できる印象があります。

迷うところはブログ版ではないかと思います。ブログはしない!というのであれば必要はありませんが、ブログを活用する場合、デザインを合わせるかどうか迷います。カラーミーショップのブログはショップ内の一部がブログとなっているのではなく、別サイトとして存在します。当然URLも別です。従って、デザインの統一が成されている方が訪問者に対しての変な不安感は与えないと思います。また、ロゴをクリックする事によりショップに戻るので、離脱も防げる印象があります。無料テンプレートの場合、「ショップへ戻る」のリンクが少し分かりづらいため、見逃してしまうかもしれないという印象があります。これらを判断材料にし、導入の可否を決めると良いと思います。

カラーミーショップのまとめ

最後に判断材料をまとめると

  • 初期費用:3,150円
  • 月額費用:3,000~5,000円前後(クレジットカード導入が前提)
  • デザイン性:自由度が高い。無料、有料テンプレート有り
  • 機能性:通常のネットショップとしては十分に備えている

というところです。低コストで十分使える、かなり優秀なネットショップシステムだと思います。無料体験が30日ありますので、少し触ってみるのも良いと思います。→カラーミーショップ

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MakeShopのスマートフォン対応

GMOメイクショップの提供するECサイト構築ASP「MakeShop」は、低価格で多機能、オールマイティなASPとして以前からお勧めしておりましたが、携帯サイトのデザイン、使い勝手では今ひとつなところもありました。

ところが、(恐らく)2011年7月1日より携帯サイトへの改善を飛び越えてスマートフォン対応が開始されました。現在スマートフォンのシェアは世界的に拡大傾向ですので、今後は多くのユーザーがスマートフォンの画面からオンラインショッピングを楽しむという傾向が強まっていくと考えられます。

URL:http://www.makeshop.jp/

先にMakeShopの携帯サイトは今ひとつとは言いましたが、そもそも携帯サイトはどんなシステムでも使いやすくはないものです。携帯サイトのシステムよりも優先的にスマートフォン対応を進めたのは正解かもしれません。

多くのシステムがそうであるように、MakeShopのスマートフォンサイトも、既にPCサイトの構築が成されているようであれば特別な設定をしなくても自動的にスマートフォン用に画面が最適化されます。また、この対応により特別な追加契約も必要なく、これまでの通常の契約のまま使用することが可能であるのも嬉しいポイントです。

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「EC-CUBE」オーナーズストアの購入商品一覧が取得出来ない 2.11系

EC-CUBEの管理画面(上記画像)では、オーナーズストアで購入した商品(決済モジュールなど)のインストールをすることが可能です。

通常はEC-CUBEの管理画面へのログイン後、「オーナーズストア」>「購入商品一覧」>「購入商品一覧を取得する」、こちらの手順で購入済み(無料も含めて)の一覧を表示させ、インストールする機能を選択するのですが、その一覧表が表示されない場合があります。

上記画像の「購入商品一覧を取得する」というボタンをクリックしても一覧が表示されない場合はEC-CUBEを構成する各フォルダ・ファイルのパーミッションを変更することで解決出来ます。

変更するパーミッションは以下の通りです

  • user_data → 755
  • user_data/packages → 755
  • user_data/packages/テンプレート名 → 755
  • ser_data/packages/admin/js/ → 755
  • user_data/packages/admin/js/ownersstore.js.php → 644

パーミッションの変更後改めて「購入商品一覧を取得する」というボタンをクリックすると以下の画像のようにサーバーとの通信が始まり、無事に商品一覧を表示させることが出来るようになります。

しばらくすると以下の通り商品一覧が表示されます。

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初心者にお勧めのネットショプシステム

現在日本のネットショップで一番支持されているシステムは「EC-CUBE」と言われるものです。この場合のネットショップとは、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの「モール(ショップの集合体)」と言われるものではなく、独自のドメイン(URL)を使用した独立店舗の事を指します。

さて、もっとも支持されているシステムと言われる「EC-CUBE」ですが、こちらは全くの初心者の方にはお勧めできません。参考:EC-CUBEについて

EC-CUBEは機能の高さとデザインの自由度で人気がありますが、利用するためにはある程度の専門知識が必要です。そのため、初めてネットショップを構築したいという方には少々ハードルが高いのも事実です。今回初めてネットショップに挑戦する方には一般的にASPと呼ばれるシステムがお勧めです。

ASPは既にネットショップを開始するための土台が出来上がっているため、例えるならブログの記事を投稿するよう要領で商品掲載をすれば、非常に簡単にネットショップを構築することが出来ます。また、困ったときにはメールや電話などで質問が出来るというメリットがあります。

ASPの中でも特にネットショップを構築するためのものは「EC ASP」と検索すればたくさん見つかると思います。しかし初心者の方にとってはその中から選ぶのも一苦労です。近年では多くのネットショップシステムは一通りの機能が揃っているので、恐らくどのシステムを選んでもさほど不便は感じないと思いますが、それらの中でも厳選したお勧めの3つのシステムを紹介します。

お勧めのネットショップその1(イチオシ!)

MakeShop

URL:http://www.makeshop.jp/

オールマイティ度ではNO.1のネットショップシステム

全体的にバランスの取れたシステムです。機能は豊富で、特に不足を感じる事も少ないと思います。欠点としてはモバイルサイトのデザイン性が低いことが挙げられますが、トータルとしては非常に優れたシステムです。

また、初心者の方に特にお勧めするのは「おまかせMakeShop」というサービスです。別途費用で79,800円(税込)が必要ですが、サイト制作から商品撮影代行まで請け負ってくれます。この価格は他の業者よりも格段に安く、また開発元への依頼ですので、安心してお任せすることが出来ます。

※オリジナルデザインを希望する方は、月額費用:10,500円(12ヶ月契約で8,400円、24ヶ月契約で7,350円)のプレミアムショッププランに申し込む必要があります。

こんな方にお勧め

  • 初めてなので分からない事だらけで不安を感じる方
  • サイト制作に自信のない方
  • 低価格で高機能なものを使いたい方

お勧めのネットショップその2(超低予算!)

カラーミーショップ

URL:http://shop-pro.jp/

価格の安さではNO.1のネットショップシステム

カラーミーショップの最大の特徴は月額875円(12ヶ月契約の場合)という価格の安さです。価格が安いからと言ってもネットショップとしての機能は十分です。よほど特別なオーダーが無い限りはこちらのシステムでも十分活用できるはずです。

実際にさわってみた感想・詳細等

こんな方にお勧め

  • とにかく低コストで始めたい
  • WEBサイト構築の専門知識(html/css)に自信がない
  • いずれはオリジナルデザインのショップにしたい

お勧めのネットショップその3

EC-CUBEのASP版

URL:http://asp.ec-cube.net/

国内NO.1のシェア「EC-CUBE」のASP版

一番人気のEC-CUBEですが、構築するためには専門知識が必要です。しかしこちらのシステムはASP版としても提供されています。将来的に自社にてEC-CUBEでネットショップを構築する事も想定しているのであれば、こちらは導入するとスムーズな移行が可能です。

自身にて全てのトラブル対応をしなければならないオープンソース版と比較すると、専門スタッフのサポート付きであるため安心です。商品点数も30点までであれば月額費用も4,800円から始められるので、価格面でも非常にリーズナブルです。

こんな方にお勧め

  • 将来的にはオープンソース版のEC-CUBEにてオリジナリティが高いサイトを構築したい
  • 月額費用を抑えたい
  • 画像やソフトウェアなどのダウンロード商品を取り扱いたい

番外編のお勧めネットショップシステム

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URL:http://cart.e-shops.jp/

既にホームページを持っているけど、一部商品販売をしたい場合は…

こちらのシステムは他の3つのお勧めとは一風変わっています。他の3つのシステムはゼロからネットショップを構築するのに対して、こちらのシステムは「買い物カゴ」だけを装備するというイメージです。既にホームページを持っていて、サイト上で商品販売を一部行いたい場合などに重宝します。

こんな方にお勧め

  • 既にホームページを持っていて、一部のページなどで商品販売を行いたい
  • 大げさなシステムは使いたくない
  • 商品点数が少ない(10商品未満)
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EC-CUBEを簡単にインストール出来るツール

EC-CUBEのインストールは何かと手間ですが、それを非常に簡単にインストール出来るツールをご紹介します。

名称:wkyECCUBE
URL:http://hiroron.com/downloads/index.php/wkyeccube

こちらのツールは面倒なEC-CUBEのインストールを自動で行ってくれます。
入力項目は上記画像の通りです。

特に素晴らしいと感じるポイントは以下の点です。

  • 最新のEC-CUBEのファイルを自動でダウンロードしてくれる
    ※自分で別途ダウンロード擦る必要はありません。
  • インストールディレクトリを「/」に指定でき、自動でインストールできる。

特に2点目は自身でEC-CUBEをサーバーにインストール経験のある方でないとピンと来ないかもしれませんが、通常で提供されているEC-CUBEを、通常の方法でインストールすると、ショップのURLが「http://sample.com/html/」などと最後に「html」などと付いてしまう事などがあります。これを「.com」で終わらせたい場合は、phpファイルを編集したものをアップロードしないといけません。一見正常にインストール出来たように見えても、その後何らかしらの不具合が発生する可能性もありますが、こちらのツールでインストールした場合は安心です。

もちろん契約しているサーバーによっては「簡単インストール」という便利機能が付いている場合もあり、それを活用すれば同様に簡単ですが、旧バージョンのEC-CUBEである場合などが多いですので、最新版を導入したい場合はお勧めのツールです。

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EC-CUBEについて

EC-CUBEとは、日本製のオープンソース(簡単に言うと無料)のECサイト(ネットショップ)構築の為のシステムです。

日本国内のシェア

EC-CUBEは2010年4月時点で推定10,000 店舗以上を突破し、更にアンケートの結果、日本国内で最も利用されているシステムであることが分かっています。

EC-CUBE導入の注意点

何を始めるにも無料というのは嬉しい物なので、ついつい飛びついてしまいがちですが、EC-CUBEの導入には幾つかの注意点が必要です。

まず、この基本的にはこの3つです。

  • 対応しているサーバーを自前で持っている(もちろんレンタルでOK)
  • ドメインを自前で用意すること
  • EC-CUBEを自分でサーバーにインストールする知識があること

要するに、ASPのようにネットショップを始めるに当たっての土台を全て自分で用意する必要があるということです。ここが有料と無料の違いの1つといってもよいでしょう。
※EC-CUBEにはASP版もあり、こちらはサポート付きなのでお勧めです(http://asp.ec-cube.net/

従って、この度初めてECサイトを構築しようかと考える方には、はっきり言ってお勧めできないと思います。もちろん既に自身でWEBサイトの構築経験、システムのインストール経験(WordPressなど)があれば、頑張れば構築は可能だと思いますので、これを機会に勉強しようという意気込みがある場合は止めません。ただし、ECサイトはWEBサイトを構築しただけでは少々もの足りません。例えばクレジットカード決済のシステムが代表例ですが、それらの契約は別途有料で行う必要があります。

EC-CUBEが自分に合っているかどうかを見極めるポイント

そうは言ってもやはり「無料」という響きは魅力的ですので、初心者にはお勧めできないと言われても気になるところです。次に挙げる幾つかのポイントで自己評価してみて下さい。無理だと判断した場合は今回は潔くASPでのECサイトの構築を検討しましょう。

  • ドメイン・サーバーの契約を自分で出来るか
  • サーバーにデータをアップロード出来るか(FFFTPやDreamweaverなどのソフトを使用して)
  • サーバーのパーミッションとは何かを知っている。またその変更方法を知っている
  • 技術的なトラブルを自分で情報収集して解決出来るか
  • DreamweaverなどのHTMLやPHPが編集できるソフトを持っているか
  • またそれらのソフトをある程度使えるか(Dreamweaverならソースを書き換えたり、PUTやGETを知っているか)※もちろんソフトの所有は必須ではないですが、その他テキストエディタで編集する方がハードルが高くなります。

上記内容以外にも挙げるとキリが無いはずですが、こだわったデザインではなく、予め用意された雛型を利用して構築するレベルでは以上のような内容となります。上記ポイントのHTMLやPHPという部分は、厳密に言うと知らなくても構築は可能ですが、導入直後の状態は初期設定でロゴやバナー、サイト上部の文言がサンプルですので、差し替えが必要となります。そこで最低限そのような知識がないと作業は困難となってしまいます。