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独自店とモール店の違いを知ろう


独自店とモール店の違いを知ろうECコンサルタントのブログ|金猿日記ECサイト(ネットショップ)構築の選択しとしては、「独自店」と「モール店」が存在します。両者はいずれもECサイトに分類されますが、性質は大きく異なります。

どちらの形態で構築するかはその後の運営を左右するので、その違いを知っておくことはとても重要なことです。今回は独自店とモール店の簡単な違いに触れてみます。

独自店とは

店舗の集合体(モール店)とは異なり、他の店舗とは独立したECサイトの事を指します。多くの場合が独自ドメイン(○○.comなど)をURL/アドレスとしてWEB上に公開されます。ASPと呼ばれる業者のECサイト構築システムと契約する方法や、自らドメインとサーバーを手配して、サーバーに任意のシステムをインストールする方法とがあります。

モール店とは

店舗の集合体です。有名なものには楽天市場、Yahoo!ショッピングなどがあります。例えるならば百貨店のようなものです。大きな建物の中に、それぞれの店舗がテナント料を支払って出店するというイメージです。URLは楽天の例を挙げると、http://www.rakuten.ne.jp/gold/○○/ のように、最後の「○○」の部分だけ自分で選べます。

楽天、Yahoo!ショッピングと契約することにより出店が出来ます。システムはそれらの会社から提供されるので、自ら準備する必要はありませんが、独自店と比較すると制約はやや多くなります。
例)モール内から外部へのリンクの禁止など

独自店とモール店、どちらを選ぶべきか?

ECサイトを初めて構築しようと検討している時には、この議論は頻繁に行われます。まずはどちらから始めるべきか?という事です。

結論から言うと、将来的には「独自店」と「モール店」の両方を運営するというのが理想的だと思います。何故なら、どちらもメリット・デメリット、一長一短があるので、それぞれを運営することにより、不足している部分を補完することによりリスク分散が出来るからです。また、ユーザーの多くは自分自身の行きつけのショップを持っています。そのショップのポイントを持っているからであるとか、使い慣れているから安心であるからなどと理由はいくつか挙げられます。実生活においても同様の現象は起きているはずです。つまり、特定の店舗運営だけであれば、一定のお客さんを抱えた時に天井が来てしまい、それ以上取り込めないお客さんが大勢いるということになるのです。

モールだけを考えても、ネット上で「楽天派 Yahoo派」などと検索してみると、あなたはどっち?という質問と回答が何度となくやり取りされている様子が伺えます。楽天派がYahoo!ショッピングで買い物をすることは稀ですし、その逆もまた然りです。であれば、その両方に出店することにより、両方のお客さんを獲得できる事につながるのです。

さて、将来的には複数のECサイトの運営が望ましいと言いましたが、そうは言ってもそれは手始めの1店舗目が順調に運営が軌道に乗ってからのお話です。まずは手始めの1店舗目を、一体どちらのECサイト(独自orモール)で始めるべきかを考える必要があります。

検討すべきポイントはたくさんありますが、ここでは極めてシンプルに次の2つのポイントだけで選ぶことをお勧めします。

ネットショップはそれ自体、実店舗運営よりも格段に低コストで始められるのがメリットです。しかし、それでもやはり多少の費用は掛かります。実際にどれ位の費用がかかるかというと、広告費や人件費などを除いた、純粋にシステムを使うだけで掛かってしまう費用を比較します。

  • モール・・・50万~60万
  • 独自店・・・数万~30万

どこと契約するか、によっても差はありますが、一概に言えるのはモール店の方がシステム使用料が基本的に高いという事です。

では、誰もが独自店から始めればよいかというと、そうではありません。これがモール店のシステム使用料を高くしている理由かどうかは不明ですが、モール店(楽天・Yahoo)であれば初めから買い物客が大勢訪れています。つまり開店初日から商品が売れる可能性が大いにあるという事です。

逆に独自店の場合はそれがありませんので、例えばアナログな方法で言えば、開店前から知り合いの方にチラシを配っておいたり、デジタルな方法で言えば、メールで開店のお知らせを行なったり、あるいはリスティング広告などで集客をする必要があります。先ほど独自店とモール店にはメリット・デメリット、一長一短があると説明しましたが、これもその1つであると言えます。

モール店でも広告費は掛かる

先ほど説明で、モール店は初めから買い物客が…と説明しました。モール店は百貨店のようなものですので、確かに自身の店舗を出店している大きな箱の中にはお客さんがたくさんうごめいているのは事実です。しかし、それらのお客さんを同業他社を出しぬいて、自身の店舗に誘導するためにはやはり何かしらのアクションを行う必要があります。以下はその為の幾つかの方法です。

  • 同一商品であれば、他店よりも安い価格で提供する
    お客さんは目当ての商品を見つけた時、価格が安い順にを並び替えて確認します。もちろんその際には最安値のショップで購入します。
  • レビュー(クチコミ・感想)を書いてもらう為の工夫をする
    例えばプレゼントなどです。何故かというと、例えば楽天などであれば、ある商品を楽天内で検索した際の検索結果は、レビュー数の多い物順に並んでいます。しかも、お客さんはレビューをよく読みます。「非常に対応が良かった」などと書かれていると、本の少し位料金が高い位であれば、そちらで買う場合もあります。その逆もまた然りです。
  • モール内でも広告を出稿する
    実は、モールの中でも広告枠というのは存在します。例えば先程の楽天の例で言うと、レビュー数順に表示されると言いましたが、検索結果の上位の方は「PR」と頭についてあり、それは広告費を払っているショップさんの商品が優先的に表示される仕組みです。

以上の通り、モール店であったとしても、黙っていてもお客さんが集まるわけではなく、場合によっては広告費が必要であったりもするのです。

つまり、プラスアルファの費用が掛かる可能性があるという意味では、モールも独自店も変わりはありませんから、やはり低予算でということであれば、独自店の方が費用を抑えられるのは確実です。

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