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ネットショップでFacebookページを活用する!


ネットショップでFacebookページを活用する!ECコンサルタントのブログ|金猿日記

Facebookブームは2011年1月の映画「ソーシャルネットワーク」がきっかけ

Facebookが日本でヒットし始めたのは2011年の1月以降と言えるでしょう。原因としてはやはり映画「ソーシャルネットワーク」で、映画が公開された直後に利用者数が急激に増加しているようです。

2011年1月の映画公開前の日本国内の利用者数は185万人くらいでしたが、その後2ヶ月間でプラス70万人の255万人に増え、現在(2011年9月時点)では463万人です。

Facebookページのビジネスへの活用

Facebookのヒット(予想も含めて)と並行して取り上げられてきたのが「Facebookページのビジネスへの活用」でした。

Facebook関連の書籍が大量に出版されたり、国内のあらゆるところでセミナーが実施されて来ました。私自身も書籍を何冊か読んだり、セミナーに参加したりもしましたが、正直に言うと「Facebookでビジネスを加速する」という内容は常に疑問を抱いていました。

日本国内では成功事例が皆無に近いのに、どうして成功できるという前提で説明ができるのか?

書籍やセミナーの内容で、確かに「成功事例」と呼ばれるものの紹介はいくつかありましたが、多くが海外の有名企業のものや、国内でも誰もが知っている有名企業のもの。個人的には、これらの成功事例はFacebookを活用したから成功したのではなく、誰もが知っている有名企業だからFacebookでも一定の成功を得られただけの事だと思っています。例えば私がその例に倣って、全く同じ施策を実行したとしても、同様の結果が得られるとは思えないと感じておりました。

何故、今更「ネットショップでFacebookページを活用する!」の記事を書くのか?

結論から言うと、ちゃんとした成功事例が出てきたからです。

実は、書籍やセミナーで紹介される「胡散臭い内容」や「小さな企業には全く意味のない施策」はさておき、小さな会社・普通の会社がFacebookを活用して、少しでも成果をあげられる方法は無いかと、私なりに模索し続けていました。

誰かが煽って世間で騒がれているほどの強烈な成功は無理だとしても、Facebookはちゃんと使えばそれなりにWEBプロモーションとして生きるツールだと確信していました。その理由は、「いいね!」のボタンと「世界的なヒット」というバックグラウンドがあるという事です。

「いいね!」が良いと思う理由

小難しい屁理屈を言うつもりはありません。「いいね!」という言葉は日本人として(私的にはかもしれませんが)、とても気軽な響きの言葉です。文字通り「いいね!」と思うと、ついつい気軽にクリックしてしまいます。

「いいね!」とクリックしたコンテンツはその人を介して「友達」に伝わります。メールでわざわざ「素晴らしいWEBページを見付けました。URLはこちら…」などと共有するのは大変ですが、ボタンをクリックするだけでそれに近い情報発信がされます。もちろん、動作が気軽な分、その情報の重みということではわざわざ文面で共有するのとは差があるとは思いますが、コンテンツを見て良いかどうかを判断するのは結局その友達次第です。メール等である程度の重みを持って共有するか、クリック1つで気軽に共有されるかの違いはあれど、情報というのはまず露出がされてこそその後につながると思いますので、そういう意味では「いいね!」というのは案外素晴らしいなと感じます。

世界的なヒットというバックグラウンド

極論を言うと、情報の伝達方法は何でも良いのだと思っています。それがちゃんと伝わるのであれば、電話でも、メールでも、紙でも、口頭でも…ですから、先程「いいね!」は素晴らしいと言いましたが、Facebookというサービススや機能に固執したつもりはありません。

既に世界的にはスタンダード化しており、映画の公開後には高確率で日本でも定着するサービスだという事は明白でした。であるのなら、Facebookでいいじゃないかという単純な発想です。例えは少しおかしいかもしれませんが、国内の検索エンジンなら「Google」と「Yahoo」が大半を占め、次いでほんの少しだけ「Bing」が使われ、その他を合わせても全体の数パーセントです。もしも広告を出したり、検索結果の上位表示を狙うのであれば、GoogleとYahooを中心に考えようという発想に近いと思います。簡単に言うと、みんなが使ってるもので情報発信しようという事です。

具体的な成功事例

現在私がWEBコンサルタントとしてお付き合いいただいている会社さんのうち、たったの2社ですが、Facebookを活用したプロモーションを展開中です。事例は少ないですが、その2社ともで小さな成功は生まれています。

2社とも本格的に取り組み始めたのは2011年4月以降ですから、実施から5ヶ月が経過しました。

両者に共通する最初の取り組み

Facebookページの開設後、まずは「いいね!」を一定数(25個)集めることから始めました。Facebookページは25個以上集めると、独自のURLを取得することが出来ます。例えば、http://www.facebook.com/●● の●●の部分を任意で決められるというルールがあります。

個別のURLを取得するまでは、Facebookから適当に割り当てられる長い文字列のURLのみです。将来的に他のWEBページにリンクを設置する時や、名刺やカード、チラシに記載するようなことがあったとすると、短くてオリジナリティのあるものが良いと考えました。

それに、まずは一定数の「いいね!」を集めてみないと何が起こるかもわかりませんでしたので、ちょうど良い目標として設定しました。

その目標は、1日でクリアする事が出来ました。その為に行なった具体的な施策は、「Twitterで告知した票集め活動」でした。Twitter上で「Facebookページを開設しましたが、個別URLを取得するためには25人のいいねが必要です。ご協力お願いします。」とTwitterで流します。そうすると自分の友人を中心に協力をしてもらい、数時間で25人のいいね集めは達成できました。

組織票ですから、自然発生的な「いいね!」とは効力にも格段の差があるとは思いますが、スタートアップとしては良い方法ではないかと思います。

1社目:ECサイトでの活用方法と成功事例

1社目はECサイトです。

普段の活用方法は極めてシンプルで、以下の通りです。

  • 毎日新商品を中心に商品の写真をアップロード、ECサイトへのリンクを合わせて設置する
  • 時折ある催事(デパートの展示会など)をイベント機能を使って告知する

基本的には上記の2点のみです。2011年8月にはこれらの情報発信の積み重ねにより、「いいね!」の数が100人を超えましたので、「サンクスキャンペーン」もイベント機能を使って実行しました。●円以上ご購入の方には●●プレゼントといった簡単なキャンペーンです。

もちろん今後はこれ以外の様々な活用方法も考えられますが、運営者様は基本的に1人です。無理なく出来る施策をすることが重要だと考えますので、この程度の内容です。

具体的な成功の内容は

  • Facebook(+Twitter:Facebookと連動しているため)を介してショップの存在を知って頂いた方が展覧会にご来場、翌日ネットショップ上で商品の購入(2011年7月、開始から3ヶ月後)
  • Facebookでの商品情報掲載を経由して、ネットショップ上で購入(2011年9月、開始から5ヶ月後)

となります。とても小さな成功事例だとは思いますが、間違いなくFacebookページを活用したからこその成功事例です。

2社目:コーポレートサイトでの活用方法と成功事例

2社目はある会社のコーポレートサイトです。

こちらのWEBサイトの大きな目的の1つが、毎月行っている、サービスの説明会への参加です。Facebook上で行っている具体的な施策は

  • 説明会の参加者から頂いたアンケートの掲載
  • ウォールでの質問受付とその回答
  • お申し込み頂いたお客様のその後の様子の写真掲載

以上のような内容です。先ほどのECサイトと同じく、実行しているのは極めてシンプルです。こちらの方も基本的には1名様で運営されています。もちろん今後はより知恵を絞ってそれ以外の活用方法にチャレンジしていきたいと考えています。

具体的な成功の内容は

  • Facebook経由で説明会申込を受け付けた(2011年8月、開始から4ヶ月後)
  • 毎月1度実施する交流会をイベント機能で参加確認、10名前後はFacebook経由で参加確定

こちらもとても小さな成功事例ですが、確実に成果が生まれ始めています。

まとめ「Facebookページの活用」で大切なこと

このように、現在共有できる成功事例は以上たったの2つです。案外地味な成功だと思った方、この程度のことは成功でも無いと感じた方も大勢いらっしゃると思います。

しかし私はとても小さいけれど、立派な成功と言っても良いと思っています。何故なら、これら2社の同業他社も、当然Facebookを開設していることろは幾つか存在します。しかしどうやら既に「諦めモード」…開設して最初の1ヶ月程は更新しているのに、全くストップしてしまっているところを多く見かけるからです。それらのFacebookページからは、今回紹介したようなとても小さな成功でさえも生まれているとは思えません。

これら2社のFacebookの「いいね!」の数はまだ100を超えて少々というところですが、それでも同業他社の中では検索して見つかった範囲内では堂々の1位で、現在でも自然に「いいね!」の数は増えています。

誰もが認める成功も、さかのぼって原点に帰ってみると小さな成功の積み重ねであることは多々あります。この小さな成功を得るまでに、クライアント様からは「全然売上UPにつながらない…」挫折しそうだという声も聞いたことはありますが、継続が大事と続けていくことの大切を唱えてきたつもりです。続けたお陰で、0から1に変わることが出来たのです。

最後にこれまでの経緯から学んだ、大切な事をまとめてみると

  • すぐに成果が出ないからと言って諦めずに継続すること
  • 心が折れないように、作業はまとめて行わず、短時間のルーティンワークとすること
  • サービスを売り込むという視点ではなく、閲覧者に役立つ情報発信を心がけること
  • 文字情報だけでなく、写真の掲載を心がけること
  • Facebookページで劇的に売上が向上すると過度に期待しない、情報発信の窓口の1つと捉えて、時間や労力もバランスよく配分すること
  • 仕掛けや機能にこだわらないで、まずは情報発信の継続を心がけること
  • コメントや書き込みがあれば、簡単で良いので必ず返答すること

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