サバイバー側がオブジェに変身できるという、かくれんぼ要素も持った非対称ホラーサバイバルゲームPropnightを快適に楽しむことができるゲーミングPCを紹介いたします。
Propnightは最低動作環境でも最低限グラボは搭載していて欲しいゲームです。グラボなしのPCでは、まともに動作せずカクカクになるか水中にいるかのようなスローモーション映像になってしまいます。
Propnightの推奨スペックを満たし、ヌルヌル動く環境で遊ぶことのできるPCはどれほどのものなのか?というものを解説いたします。
参考サイト:Propnight
Propnightの必要動作&推奨スペックは?
Propnightの公式サイトで公開されている必要動作環境や推奨スペックは下記のとおりです。
最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows10/11 64-bit | |
CPU | 64-bit OSを問題なく動作させるもの | |
メモリ | 8 GB | 16GB |
グラボ | NVIDIA Geforce GTX 960 | NVIDIA GEFORCE GTX 1060(VRAM6GB)または AMD Radeon 570 |
ストレージ | 15GB |
CPUの推奨スペックの指標が曖昧ですが、要求されるグラボの性能は高いためグラボ準拠で考えれば、快適なプレイを得るためにはミドルスペッククラスのゲーミングPCが必要です。
Propnightの快適プレイを叶えるPCスペックは?
Propnightを快適にプレイするために必要なPCスペックをパーツ毎に解説いたします。
推奨スペックを満たすものと、少し金額に余裕を持てるならばオススメしたい1段階上のパーツを紹介します。
グラボは?
グラボは、3DCGを描き出すパーツです。3DCGを使用したゲームを遊ぶ場合、このパーツが働かなければ先ず快適な動作は得られません。
推奨されるグラボはNVIDIA製のGTX1060ですが、もう2世代前のクラボとなります。現在であればGTX1660を選ぶかRTX2060を選ぶと良いでしょう。
GTX1060を超える性能を持っております。さらに懐に余裕があるのならば、RTX3060または、RTX3060Tiを搭載したゲーミングPCを購入することをオススメします。
CPUは?
推奨スペックに詳細な型番は書かれておりませんが、グラボの性能が高い場合、グラボが処理をしたCGを画面に投影するために、CPUの性能が必要となります。
性能の低いCPUを使えばグラボの描き出したCGを表示できずに無駄にしてしまう所謂ボトルネックの状態が発生してしまいます。
RTX2060やGTX1660を搭載したゲーミングPCを選ぶ際にはintel製ならばCore i5 12400以上のものを選びAMD製ならばRyzen 5 3500以上のものを選ぶと良いです。
金銭的に余裕があるならばRTX3060以上のグラボを選んだ場合はCore i7 12700またはRyzen 7 3700Xまたは5800X以上を選ぶと良いです。
メモリは?
メモリは推奨が16GB以上となっているので、16GBあれば十分です。実況動画を撮影したいということであれば32GB必要となってきますが、ゲーム本体を遊ぶだけならば16GBで十分です。
最近は少なくなっていますが、メモリは基本的に16GBのメモリ1枚よりも8GBを2枚挿したデュアルチャンネルを利用したものの方が、処理速度が早くなります。
理論上では2倍(数値的には1.3?1.5倍)のデータをやり取りできるようになるので、フレームレートの向上が得られます。32GBのメモリ容量ならば16GBを2枚挿したものが良いです。
SSDは?
必要とするストレージの空き容量が15GBと少ないので、メインストレージにゲームをインストールするのならば500GB以上のSSDを搭載するもので十分です。
最近のゲーミングPCはメインストレージにNVMe接続のM.2 SSDを使うことが当たり前となっていますので、起動もゲームの読み込み速度も早く快適なものが多いです。
安いPCですとSATA接続のSSDを使っているものがまだあるため、安いPCを選ぶことは快適とは程遠くなります。また、数万円で売っているようなPCの中にはeMMCと呼ばれるマザーボードから取り外せない形式のSSDが使われております。
しかもeMMC形式のSSDは64GBや128GBと少容量なので、使いづらいことこの上ないので、オススメいたしません。Propnightを快適に楽しむのであれば、NVMe接続のSSDを搭載するゲーミングPCを選ぶべきです。
マザーボードは?
マザーボードはパーツとパーツの情報を繋ぐ中枢神経の役割を持っております。各パーツを良いパーツにするならば、マザーボードにも力を入れる必要があります。
Propnightを楽しむのであれば、ミドルクラス程度のマザーボードでも問題ありません。intel製の12世代CPUを搭載するならばZH670やB660でも良いでしょう。AMD製であればB550でかまいません。
今後パーツの交換でパワーアップさせる意図があるならばZ690やX570も考慮するべきです。しかし、intel製のCPUは世代ごとにソケットの構造が違うことが多々あり、交換には向いておりません。
そしてAMDは次世代よりソケットを変更する予定があるため、これも交換を考慮して購入を考える時期としては微妙です。懐に余裕があるならば交換よりは最初から高性能なマザーボードを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
電源は?
電源も80PLUS認証を取得したものが当たり前の時代になっております。Propnightを楽しむゲーミングPCであれば、BRONZEクラスかSILVERクラスの電源で問題ありません。
金銭的に余裕があるならばGOLDクラスの電源を使ったものを選ぶと効率が上がり発熱なども抑えられます。
Propnightはグラボなし、低スペックPCで操作できる?
Propnightはグラボを搭載していないようなPCで遊ぶことはオススメしません。最低動作環境に少なくともビデオメモリ(VRAM) が2GBないし4GBは必要です。
最近のCPUの中にはCPUの中にクラボと同じ働きをするGPUが内蔵されているものもありますが、VRAMはメモリから拝借する形になるので、メモリの容量が下がる形になります。そんな状態では「快適」と言える動作にはなりません。
また、そういったCPUを搭載したPCをわざわざ選んでもゲーミングPCとの値段の違いがそこまで変わりありません。
スペースの都合上で薄型のノートPCにしたい等の要望もあるとは思いますが、最近のゲーミングノートPCは薄く軽くなってきているため、設置スペースを削減したいにしてもPropnightを快適に遊ぶならばグラボを搭載したゲーミングノートPCをオススメします。
また、ChromeBookはそもそもWindowsではないので、スチーム対応のものでなければPropnightを遊ぶこともできません。
タブレットにキーボードを付けてPCにみせかけているようなPCも論外で、まともにPropnightを遊ぶことはできず、下手をすると起動すらできない可能性もあります。起動したとしてもカクカクな動作または、スローモーションまたは、途中でフリーズ等が考えられます。
PropnightにおすすめのゲーミングPCはこれ!
上述したことを踏まえPropnightにおすすめのゲーミングPCを紹介いたします。
デスクトップPCならGALLERIA RM5C-G60S 第12世代Core搭載
グラボはGeForce GTX1660SUPERを搭載しているので、推奨動作環境も満たしており、CPUもCore i5-12400を使っており、メモリもPC4-25600(8GB)のデュアルチャンネル構成となっております。マザーボードもインテル B660チップセットを搭載し、電源は80PLUS認証のBRONZEクラスを使用しております。入手しやすいコスパの良いゲーミングPCです。
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=&mc=10885&sn=4262
ノートPCならGALLERIA XL5R-R36 5600H搭載
グラボはGeForce RTX 3060を搭載し、CPUはRyzen 5 5600Hを搭載しております。どのパーツもノートPC用のLaptop版になりますが、この性能ならばPropnightを快適に楽しむことができます。
ネットワーク環境もWi-Fi 6に対応しておりますので、ルーターをWi-Fi 6に対応させておけば、有線LANに負けない快適なネットワーク環境を得られます。
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&mc=10478&sn=3115
まとめ
Propnightは、かくれんぼ要素を持った新機軸の非対称サバイバルホラーゲームです。
まだまだ荒削りではありますが、このゲームにしかない楽しみも持っているゲームなので、紹介したゲーミングPCを参考にしてPropnightを快適に遊んでください。